
新しい結婚のスタイルというものが結構、取り上げられている。結婚式のスタイルの事であったり、結婚の形態であったり、今までに無いスタイルの結婚式及び結婚のスタイルのことだ。
どんなものがあるか簡単に説明してみる。
結婚式の方法
まずは結婚式のスタイルについてだ。
人前式結婚式
こちらでも説明をしている人前式という結婚式のスタイルは比較的最近のものだ。今までは宗教というスタイルで結婚式が行われる事が多かったが宗教というスタイルを取り入れない結婚式だ。元々日本人は宗教にあまりこだわりがない人が多い。そういう国だからこそ、宗教にとらわれない形の結婚式も受け入れられたのであろう。若い人を中心に行われているものであるが、徐々にアラサー・アラフォーにも浸透してきている。それだけ柔軟な考え方が出来る人が増えているとも言えるだろう。
結婚式をしない
昔からあると言えばあるのだが、結婚式を行うお金があっても敢えて結婚式をしないという人も増えている。というのは結婚式というものにお金をかけるのなら別のものにお金をかけた方が合理的だと考える一部で行われている。結婚式というものはお互いにとって一生の想い出になるのだから行った方が良いとは思うが、これも新しい結婚のスタイルだ。
地味婚
数年前に流行った言葉だ。結婚式等に出来るだけお金をかけずに地味に行う結婚式だ。例えば公共施設を借りて行ったりする方法もそうだろう。また最近では格安で結婚式を行えるプランを展開している結婚式場もある。
日を気にしない結婚式
結婚式は大安吉日か友引の時に行われるのが一般的であるが、あえて仏滅や先勝の日の午後に行うというものだ。これは結婚式場はそういう日は人気が無いため格安のプランを提供している事があり、日を気にしない層に人気がある。安く結婚式を行いたいが、それなりの規模でしたいという若い層に比較的人気があるようだ。
結婚のスタイル
結婚そのものの新しいスタイルもある。
週末婚
籍は入れているが普段は一緒に暮らしておらず、週末のみ一緒に生活をするというスタイル。別に一緒に暮らせない物理的な理由があるわけでは無いのに平日は一緒に暮らさない場合を指す。単身赴任等で物理的に一緒に暮らせない距離が週末のみ一緒に生活する場合は週末婚とは言わない事が多い。
自分のライフスタイルを崩したくない人々が増えてきており、その結果こういう結婚のスタイルも出てきている。
別居婚
週末婚に似ているが違う点は同じアパートであったり同じシェアハウスというように同じ場所に暮らしているが別々の部屋を借りて生活しているというパターンだ。親の手前同じ住所にはしているがお互いのライフスタイルを尊重したいために別々に暮らし、必要な時はどちらかの部屋で過ごすというスタイルだ。
正直、籍を入れなくても良いとは思うのだが、籍を入れる事に意味があるらしい。
パックス
少し概念的に難しいかもしれないが、結婚という行為ではない。結婚よりも規制がゆるやかで、同棲よりも法律的な権利が享受出来るという新しい家族の形であると言った方が良いかもしれない。結婚という概念だけの話では既に無くなっている。フランスの法律らしい。日本ではまだまだ受け入れられない考え方であろう。
まとめ
結婚は昔は家族と家族の付き合い方と考えられていた部分があるが、個人のライフスタイルが尊重されるようになってきた昨今、いろいろな結婚という考え方が生まれている。今の結婚はお互いが幸せになれるのであればどのようなスタイルでも良いとは思うがアラフォー世代の親はやはりまだ昔からの考え方に縛られている人も多い。アラフォーの結婚は親を安心させてあげたいという人も多いだろう故に、新しい結婚のスタイルは難しい部分もある。しかし自分たちが幸せになれる最善の方法を考えた上で必要であれば親を説得して幸せな結婚を行って欲しい。
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