
2人や家族で話し合った結果、結婚式を行う事に決まったら、どんな結婚式にしたいか、どんな結婚式を行いたいかまずはイメージから入ってみるのが良いだろう。
アラフォーともなれば結婚式の種類は解っていると思うが念の為に確認しておこう。
結婚式の種類
ここで言う結婚式の種類とは主に宗教によって異なるものだ。代表的な4つのスタイルを説明しておく
キリスト教
今では一番ポピュラーな結婚式だろう。特にキリスト教でなくとも、キリスト教式で結婚をする場合も多い。ただし、きちんとしたクリスチャンの場合はプロテスタントとカトリック等で若干方法が異なるためきちんと確認をしておくことが必要だ。
神前式
日本古来だと思われているかもしれないが、民間人にまで普及したのは、実際には昭和になってからだ。だから伝統と格式が特別ある訳では無い事は知っておいても良いだろう。しかし、アラフォー世代になるとドレスは恥ずかしいという女性もいるため、神前式を望む人もいる。また若い人でも白無垢に憧れて神前式をしたいという人も少なくない。
仏前式
今ではあまり行われる機会が少なくなった仏前式、いわゆる仏教にちなんだ結婚式で歴史ある結婚式のスタイルではある。結婚相手どちらかが熱心な仏教徒である場合が多いと言える。ただ会場として一般的な結婚式場では準備が出来ないところもあるため、確認をしておく必要性がある。もっとも仏前式であれば菩提寺で行う事が多い。何気に仏教思想の結婚式は実はロマンチックなのだ。仏教と言えば輪廻思想がある。生まれ変わっても来世でまた結ばれるという思想を持っているからだ。
人前式
宗教・宗派に関係なく、参加者の前で結婚を誓い証人になってもらう比較的新しいスタイルだ。そのためアラフォー世代の親であれば受け付けない事も少なくは無い。事前に親にきちんと説明をして納得をしてもらう必要性が高いとも言える。反面、親がうるさくないアラフォーであれば、自分たちのオリジナリティを出せるため、進んで行う場合もある。
他の結婚式
結婚式の種類というのは宗教の数だけあると言える。日本では数少ないがイスラム式の結婚式も相手がムスリムの場合は行われている。他に儒教やヒンドゥー教、ユダヤ教という場合もあるが、これは極稀な場合だろう。
結婚披露宴の場所
結婚の後は披露宴を行うのが一般的だ。もちろん、結婚式のみで披露宴を行わない人もいる。海外挙式はそういうパターンも多い。
実際には下記のような場所で行われる事が考えられるが、結婚式場と同じ場所で行われる事が比較的多い。披露宴をどこで行うか、行いたいかもきちんと考えておこう。
専門式場
結婚式専門の式場でそのまま披露宴を行うパターンが比較的多いと言える。移動の手間が無い分、参加者に負担が少なく喜ばれるケースも多い。またプロがすべて取り仕切ってくれるためスムーズな進行が行えるだろう。ただし、結婚シーズンはかなり予約が取りにくいという事も一部地域ではあげられる。
ホテル・旅館
宿泊施設で行うもので、これも結婚式と同じ場所でそのまま行われる事が多い。専門式場とほぼ同じではあるが、ホテルのパッケージプランは専門式場に比べて自由度が低いところもあるため、希望に沿ったものが行えない可能性もある。地方ではホテルで行われる場合もかなりある。
レストラン
最近のレストランは、結婚式場まで兼ね揃えたところもあるが多くは結婚式場から移動する事が多くなる。また控室が無い事もあり不便な事もある。ただし、自分たちで貸しきって行えばかなり自由度の高い披露宴を行う事も可能である。気軽なパーティー形式で披露宴を行いたい場合には良い会場だ。
ゲストハウス
一軒家を借りて行う場合や専門のゲストハウスもある。ゲストハウスもかなり幅が広く、結婚式を前提にしたゲストハウスであれば結婚式まで行えるところもある。いろいろとあるためしっかりとした下調べを行い希望の披露宴が行えるかどうか確認をしておいた方が良いだろう。
公共施設
例えば公民館等の施設を借りて行う場合だ。会場費用はかなり安く済ませられる事もあるが、披露宴の自由度は低くなる。披露宴用に作られている訳では無いためだ。しかし施設によっては控室や駐車場が充実していて便利な場合もある。ケータリングサービスを使えればかなりコスト的にも安く済むため結婚式のコストを抑えたい人には人気がある。
乗り物
人気なのクルーズ船を借りてクルージングパーティー形式で行う披露宴だ。大手の旅行会社ならすべて整えてくれるところもある。ただし費用は高めになる。面白い披露宴では電車を1両借りきって行うというものも聞いた事がある。飛行機はさすがに難しいだろう。
変わった場所
今まで聞いた変わった場所では遊園地というものもあった。もっと変わり種では温泉で行ったという事も聞いた事がある。参加者全員が裸という世にも不思議な光景だった。これはテレビでも少し放送されていたので知っている人もいるかもしれない。また登山をしてしかたどり着けない山頂で行った人たちもいたようだ。
こういう変わった場所は仲間内だけの披露宴なら良いのであろうが親戚や親をも参加するものであれば敬遠される場合もあるのでしっかりと考えてもらいたい。
結婚式・披露宴には誰に参加してもらうかが大事
結婚式の種類や披露宴の場所を説明してきたが、一番大事なのは誰に参加してもらうかだ。
これをまず2人で話し合った上で親と相談して最終的にどの方式で行うか決めるのが良いだろう。上の人数はあくまでも目安だ。地域によっては100人以上呼ばないと近所から変な目で見られてしまうところもある。そういう地域もあるのだ。そうなると仮にその地域で暮らしていく場合は後々面倒な事にもなり兼ねないので親にきちんと相談をしないといけない。地域によっては近所の人も当然呼ぶというところもある。
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2015年 4月 08日トラックバック:新しい結婚のスタイル。固定観念に縛られない結婚を
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